Lovable Solution Partner(公式)
Lovable 解説

業務担当者が、自分の業務システムをLovable で内製化できる

コードを書かない中小企業・スタートアップの業務担当者が、Lovable を使って業務システムを自分で作るための解説ページです。約 5–8 分で全体像をつかめます。

  • Lovable は日本語で Web アプリを作れる
  • 業務担当者が「最初の形」を自分で作れる
  • 本番化には権限・データ・運用設計が必要
ARR
約 790 億円
$500M (2026/6 時点)
新規プロジェクト
週 100 万件
2026/6 報道時点
Fortune 500
半数以上
が利用 (2026/3 報道)
評価額
約 1 兆円
$6.6B (2025/12 Series B 時点)
書籍カバー: Lovable で作る業務システム — コードを書かずに業務システムを作る AI 駆動開発の実践書 (Nihonbashi AI Lab)
2026-05-26 Zenn 公開

Zenn 書籍: Lovable で作る業務システム

ノーコードで業務システムを作る — AI 駆動開発の実践書

コードを書かない PM・業務担当者が、自然言語でアプリを作る AI プラットフォーム Lovable を使って業務システムを内製化する型を 14 章 + 付録 3 章で体系化した実践書を、Zenn で公開しました。

  • 入門編 (第 1-11 章 + 巻末、無料): 業務翻訳術 + 1 枚 PRD + 業務アプリ 5 要素構造 + 業務別レシピ 7 業務
  • 応用編 (第 12-14 章、有料 1,200 円): Lovable + Claude Code + ChatGPT の 4 者協業による設計駆動の品質ゲート、Anthropic 公式「ハーネス (harness) 設計」を業務担当者向けに再整理した日本語初の実装
  • 付録 A-C (応用編に含む): Claude Code / ChatGPT / Lovable の運用ルールを完全テンプレ化、コピペで即運用可

最新ニュース

Lovable のアップデートや動きを、日本語で短くまとめています。

Chapter 1

Lovable とは

Lovable は、スウェーデン・ストックホルム発の AI Web アプリ開発プラットフォームです。「日本語で伝えるだけで、動く Web アプリが生まれる」のが最大の特徴で、コードを書けない業務担当者でも、自分の業務に合わせた専用システムを試作・運用できます。

急成長の事実

2026 年 6 月時点で年間換算売上 $500M に到達し、毎週 100 万件の新規プロジェクトが作られています。2026 年 3 月の報道時点でユーザー数は約 800 万人、Fortune 500 企業の半数以上が利用しており、これを 146 名の少数精鋭で運営しています。2026 年 7 月には評価額を倍増させる次の資金調達の交渉が報じられていますが、確定した最新の評価額は 2025 年 12 月の $6.6B です。

他のノーコード/開発ツールと何が違うのか

日本語の会話で進む

コードもブロックも触らず、自然言語の指示だけで画面・データ・ロジックが組み上がる

バックエンドも built-in

DB / 認証 / ストレージ / Edge Functions / AI 機能が一つの環境に統合済み

本物の Web アプリ

React + TypeScript の標準的なコードが生成され、後から開発会社にも引き継げる

誰が使っているか

Klarna、HubSpot、Uber、Zendesk といった有力 SaaS / フィンテック企業に加え、2026 年 7 月の報道では Workday、Asana、NVIDIA といった大企業の利用も伝えられています。Fortune 500 の半数以上が何らかの形で利用しているとの報道もあり、エンタープライズへの浸透が進んでいます。

KlarnaHubSpotUberZendeskWorkdayAsana

誰が出資しているか

2025 年 12 月の Series B($330M 調達)には、CapitalG と Menlo Ventures を中心に、NVIDIA・Salesforce・Databricks・Atlassian・HubSpot といった事業会社系ファンドが参加しています。ツールを選ぶ際、提供元が数年先も存続するかは重要な判断材料です。

CapitalGMenlo VenturesNVIDIA (NVentures)Salesforce VenturesDatabricks VenturesAtlassian VenturesHubSpot Ventures

出典: TechCrunch, 2026-06-09TechCrunch, 2026-07-08TechCrunch, 2026-03-11Lovable 公式ブログ「Lovable raises $330M」(Lab 最終確認 2026-07-26

Chapter 2

業務担当者が内製化できる 4 つの理由

「コードを書けない自分に、業務システムが作れるのか」— その不安に、Lovable は 4 つの形で応えます。各理由について、具体的な機能・解消する不安・実例の 3 つから解説します。

2.1

「やりたいこと」を日本語で伝えるだけで、画面とロジックが動き出す

機能

自然言語チャット → AI 自動生成 (Plan モード / Agent モード)

解消する不安

コードが分からないと開発はできない

実例

例: 「顧客管理ダッシュボードを作りたい。顧客 / 商談 / フォロー履歴の 3 テーブルで」と伝えると、画面・ロジック・データ構造の試作がそのまま動く

2.2

データベースも認証も、最初から動く

機能

Lovable Cloud (DB / Auth / Storage / Edge Functions / AI 機能 が一気通貫)

解消する不安

サーバー、データベース、認証、何から契約すれば?

実例

通常: Supabase 契約 → 認証 SaaS 契約 → ストレージ契約 → AI API 契約 → wiring に数週間。Lovable Cloud: すべて built-in、最初から動く

2.3

設計 / 実装 / 微修正を分けて進められる

機能

全体設計を AI と詰める / 自動実装する / 画面クリックで微修正する、と思考の粒度を切り替えられる

解消する不安

いきなり実装に飛び込むのは怖い、段階を踏みたい

実例

設計段階: 「データ構造どうする?」を Plan モードで詰める / 実装段階: Agent モードで一気に書く / 微修正段階: 画面をクリックして直接編集

2.4

修正サイクルを短く回せる

機能

小さく切れば、「ここを変えたい」を短いサイクルで形にできる

解消する不安

業務は日々変わる、毎回開発会社に頼むのは現実的でない

実例

従来: 修正見積 → 発注 → 数週間。Lovable: 自分でその場で試して、合わなければまた直す。試行錯誤の摩擦が小さい

Chapter 3

内製化できる業務システム・Web サイト例

業務システム(6 例)

顧客管理 / CRM

営業活動、商談履歴、フォロー漏れの可視化

顧客テーブルが自然言語で即生成

受発注 (FAX 脱却)

注文書のデジタル化、ステータス管理

メール通知 / 在庫連携も同じ画面内で組み込み

見積・請求書発行

テンプレートからの生成、PDF 出力、送信履歴

帳票出力ロジックを AI が組んでくれる

在庫・倉庫管理

入出庫、棚卸、発注タイミングの自動アラート

自社の在庫ルールに合わせた条件分岐を会話で設定

現場日報・点検

写真添付、テンプレ入力、進捗ダッシュボード

スマホ最適化 + 画像 AI 解析を簡単に組み込み

社内ナレッジ・手順書

検索可能なマニュアル、属人化解消

AI 機能 (要約・検索) が API キー不要で使える

Web サイト(4 例)

コーポレートサイト

会社案内、採用、IR

ランディングページ

キャンペーン / プロダクト

コミュニティサイト

ユーザー投稿、フォーラム

EC / マーケットプレイス

商品 / カート / 決済

Chapter 4

使い始め方 + 業務翻訳術

最初の一歩は驚くほど簡単です。ただし「業務に合うシステム」にするには、AI に渡す前の業務整理が結果を大きく左右します。

01
アカウント作成 (Free で十分)

メール登録のみ、3 分でスタート可能

02
アイデアを日本語で伝える前に、業務を整理する

1 枚 PRD (業務アプリ設計メモ) を使って、ユーザー / 業務フロー / 画面 / データ / 権限 / 例外を書き出してから AI に渡す

03
プロトタイプを動かして、修正のサイクル

生成された画面を操作して、「ここを変えたい」と AI に指示。動くものを見ながら方向性確認

04
業務適用は Pro プラン以上を推奨

カスタムドメイン / Lovable バッジ削除 / Cloud 従量課金が使えるようになる

業務翻訳術

1 枚 PRD(業務アプリ設計メモ)

AI に「いい感じに作って」と言うと、業務に合わない画面ができます。先に下の 6 項目を書き出して、AI に渡すだけで結果が劇的に変わります。

ユーザー

誰が使うのか (管理者 / 一般 / 外部)

業務フロー

何から何へ進む流れ

画面

一覧 / 詳細 / フォーム / 検索 / ダッシュボード

データ

何を記録し、何を検索するか

権限

誰が何をできるか

例外

通常と違う場合の挙動

業務適用に推奨のプラン

Pro
$25/月
業務適用の最初
  • 100 クレジット/月
  • カスタムドメイン
  • Lovable バッジ削除
Business
$50/月
複数人運用
  • SSO 対応
  • チームワークスペース
  • データを学習に使わせない設定

出典: Lovable 公式 pricing (2026-07-26 確認)

Chapter 5

Lovable Cloud の本質

Lovable が業務担当者に向くもう一つの理由は、バックエンド「Lovable Cloud」です。通常なら別契約・wiring が必要な要素が、最初から動く状態で組み込まれています。

Point 1

「別契約不要」のフルスタック

DB / 認証 / Storage / Edge Functions / AI 機能が built-in、Supabase 等の個別契約・wiring 作業が不要

Point 2

使った分だけの従量課金

初期費用 0 円、リクエスト数 / DB 容量 / AI 呼出回数で計算。業務担当者が予算稟議を通しやすい

出典: Lovable 公式 pricing (2026-07-26 確認)

Point 3

エンタープライズ準拠のセキュリティ

大企業基準の認証・準拠を Lovable プラットフォームが取得済み

SOC 2 Type IIISO 27001:2022GDPRSSO / SCIM / 2FA
注記

これらは Lovable プラットフォーム側のセキュリティ・コンプライアンス機能です。個別に作成する業務アプリの安全性は、扱うデータ、権限設計、公開範囲、RLS、テスト、運用レビューによって決まります。個人情報・顧客情報・基幹業務を扱う場合は、公開前に専門家レビューを推奨します。

出典: Lovable Security ページ (2026-07-26 確認)

統制要件が厳しい場合は上位プランがある

全社規模での展開や、情報システム部門の統制要件がある場合は、上位の Enterprise プランが用意されています。料金は公開されておらず個別見積もりです。

SSO(SAML / OIDC)

Okta、Azure AD、Google などの ID 基盤と接続

SCIM 連携

入退社に合わせたアカウントの自動発行・自動停止

監査ログ

公開操作を「誰が行ったか」まで記録

データを学習に使わせない

入力内容・生成コード・ワークスペースのデータを Lovable のモデル学習に使わない

出典: Lovable 公式 Security ページ (2026-07-26 確認)

Chapter 6

自分でやる vs Lab に頼む

Lovable は強力ですが、すべての場面で「自分だけで完結できる」わけではありません。判断軸と、Lovable 単独で陥りがちな失敗パターンを整理します。

判断軸

まず自分でやってみる
  • IT に抵抗のないチームがいる
  • 軽めの社内ツール (申請承認等)
  • 試行錯誤の時間が取れる
  • 大きな失敗が許容される範囲
  • まず 1 つやってみたい
Lab 支援を検討
  • 業務担当者がコード未経験
  • 既存システムとの連携が必要
  • 急ぎ立ち上げが必要
  • 統制要件 (SSO / 監査) あり
  • 5 人以上で運用予定

Lovable 単独でつまずく 5 失敗パターン

01
最初のプロンプトが曖昧で、業務に合わない画面ができる

業務整理せず「いい感じに作って」と言うと、自分の業務と違う方向に進む

02
画面はできたが、データ構造が破綻する

「ここにも入力欄が欲しい」を繰り返すと、データ項目が増えすぎて運用不能に

03
権限が曖昧で、見えてはいけない情報が見える

RLS / 行レベルセキュリティ未設定で、全ユーザーが全データを見られる状態に

04
機能を足しすぎて、修正不能になる

小さく始めず最初から多機能にすると、後の修正で互いに干渉して進めなくなる

05
Supabase 接続後の revert で壊す

気軽に「前のバージョンに戻して」と頼むと DB スキーマが壊れて復旧困難

Lab に伴走支援を頼む場合の進め方

ご自身でやるには負担が大きい / 統制要件がある / 急ぎ立ち上げが必要な場合は、Lab が 5 つのステップで伴走します。

01
現状の整理

目的・体制・使いたい場面を一緒に整理します

02
ルールづくり

権限・データ・運用のルールを決めます

03
最初の 1 本を決める

対象業務と進め方を決めます

04
一緒に作る

週次で手を動かしながら進めます

05
チームで続けられる状態へ

テンプレート化と引き継ぎまで

チームで伴走支援を進める様子
Next Step

次の一歩を選ぶ

あなたの状況に合わせて、3 つの選択肢があります。

まず自分で試す

無料で 1 週間試してみる、合えばそのまま Pro へ

相談して整理する

業務をどう Lovable に伝えるか、専門家と整理する (Lab の相談 30 分)

見積で概算する

Lab 内製化支援を頼む場合の概算を 5 分で AI 算出

Chapter 7

公式パートナー制度と支援先の選び方

Lovable には公式のパートナー制度があります。導入を誰かに手伝ってもらうつもりなら、制度の形を知っておくだけで、相手の立ち位置を具体的に確かめられます。

制度には 4 つの段階がある

Lovable の Solution Partner 制度は 4 段階で構成されています。上の段階ほど、導入実績と Lovable 側からの位置づけが強くなります。

01
Registered

制度に参加し、認定プログラムを受けた段階

02
Select

実績が認められ、公開ディレクトリに掲載される段階

03
Premier

継続的な導入実績を持ち、優先的に紹介される段階

04
Elite

戦略的パートナーとして最上位に位置づけられる段階

支援先を選ぶときに確認できる 3 点

01
制度上どの段階かを聞く

上の 4 段階のどれに当たるかは、その会社に聞けば分かります。段階が上がるほど求められる実績も重くなります

02
「使っている」と「認定を受けている」を分けて確認する

Lovable を業務で使っていることと、制度上の認定を受けていることは別です。制度の話が通じるかどうか自体が一つの判断材料になります

03
画面より先に業務を見てくれるか

Lovable で画面を作ること自体は速い。差が出るのは権限・データ構造・運用設計の部分です

ディレクトリ掲載について

Lovable は公開のパートナー一覧も運営していますが、掲載は上位段階に伴うもので、制度に参加していても掲載されていない場合があります。掲載の有無だけで判断せず、上の 3 点で確かめるのが確実です。

Nihonbashi AI Lab

Lovable 公式 Solution Partner

Nihonbashi AI Lab は Lovable の公式 Solution Partner です。日本語で業務を整理するところから、権限・データ構造・運用設計まで含めて伴走します。上の 3 点は、当 Lab に限らずどの支援先を検討する場合にも使える確認方法です。

Lovable 公式のパートナー制度を見る

出典: Lovable 公式「Solution partners」Lovable 公式「Lovable Experts」(Lab 最終確認 2026-07-26

Next Step

Lovable で内製化を始めよう

まずは AI で概算を試すか、専門家と業務整理から相談するか。あなたのフェーズに合わせて選べます。

ページ最終更新: 2026-07-26 / Lovable 公式情報確認日: 2026-07-26
数値は各報道・公表時点の情報です。最新は lovable.dev docs.lovable.dev でご確認ください。